野球やサッカー、ゴルフなどのプロスポーツはもちろん、近年ではアマチュアスポーツの間でもその重要性が認識されている職業です。
ケガの予防や運動指導の他にも、選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できるようにコンディショニング等も行います。活躍するスポーツトレーナーの9割は、はり師、きゅう師、柔道整復師の国家資格を取得しています。
スポーツトレーナーに
なるにはどうすればいいの?
スポーツトレーナーという資格はありません。実際には代替医療のできる柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、理学療法士といった国家資格をもつ人が、スポーツトレーナーとして活躍しています。かつて学生時代にスポーツ選手で活躍し、ケガなどの理由で競技を続けることができなくなった人が、アスリートをサポートする立場となり、スポーツトレーナーを目指すケースが増えています。スポーツ選手を身体面から、時には精神面からサポートするため、解剖、生理、運動学など基礎医学の知識はもちろん、コミュニケーション技術、トレーニング理論、コンディショニング技術や、ケガをしてしまった場合の適切な応急処置技術に至るまで幅広い専門知識が必要です。
育英メディカルの取り組み
在学中にはスポーツトレーナー講座を受講することにより、ストレッチやテーピングなど現場で必要とされる技術を学ぶ事ができます。また、マラソン大会、柔道大会、陸上大会などで現場を体験することにより、より実践的な技術を身につけます。更に卒業生を対象として、トレーナー部会が設置されています。研修会の参加、各種スポーツ大会の帯同等で、トレーナーとしての技術の向上を目指します。2020年の東京オリンピックでスポーツトレーナーとして活躍する鍼灸師・柔道整復師の育成をはかります。
マナビ連携サポート

- イクメ接骨院・鍼灸院でのアスリートサポート
- 前橋育英のサッカー部員、野球部員、柔道部員などの全国レベルのアスリートを本校の附属院であるイクメ接骨院・鍼灸院にてコンディショニング&サポートしています。
- 前橋育英の保健室での鍼灸施術
- 生徒と先生を対象に、毎週月曜日の放課後、保健室にて無料で鍼灸の施術を行っています。
- 出張授業
- 育英メディカルの講師が高校に赴き、スポーツ科学コースの生徒に向けて、スポーツを科学的にアプローチした実践、実技を交え、所属する部活動での活躍に直接結び付くような知識技術のマナビをサポートします。
- 各種大会での救護
- 柔道大会、陸上大会、体育祭などで、ケアブースとしてテントを設置し、選手のケガの応急処置やコンディショニングを施します。