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2018.03.02
続・ただいまテスト中!
先日の2月25日(日)には、ついに鍼灸の国家試験が実施されました。
鍼灸学科のみなさん、本当にお疲れ様でした!
今度の週末は柔道整復師の国家試験です。柔整学科のみなさんは、あとひと踏ん張り。
全力を発揮できるよう、そしてみんなで笑って卒業できるように心から祈っています。
さて一方、1、2年生もいよいよ年度末。
つい先日、春休み前の最後の難関である後期末試験を終えた所です。
その中から、柔道整復学科1年生の実技試験の様子を覗かせて貰いました☆
この試験は前期末試験も取材させて貰っていて、その時は学生は「指示された体の部位に正しく触れる」というテストを行っていました。
今回は、「引いたカードに指示された検査を行う」というテスト。
例えば、足首をひねってしまって接骨院に行ったとします。
その場合、捻挫をしているかも知れないし、そこまではいってないかも知れないし、逆に骨折してしまっているかも知れませんよね。
どんな怪我なのかも分からずに処置はできませんので、患者さんの状態を調べる必要があります。検査は一番最初に行うことで、だからこそとても大切なんですね!
受験は二人一組になって、交代で施術役と患者役を行います。
受験者は患者役の学生に「仰向けに寝てください」とか「ここに座ってください」とか指示を出して、お互いに無理のない姿勢で検査を行えるようにします。
検査の方法は色々で、曲げ伸ばしをしたり、圧迫したり、施術役が押すのに抵抗してもらったり……。
「こういう動きができますか?」と動作確認する場合もありますし、
指先を触るだけだったりもします。
患者さんに特定の動作をやってもらいたい場合は施術者も同じ行動をしますので、写真に撮るとなんだかコミカル( ´艸`)
こんな風に写真で見ると楽しげですが、実際にはみんなとても緊張しています。
普段だったらすぐ分かるようなことがとっさに出ない人もいたりして、見守るこちらも手に汗を握ってしまう場面もありました(^-^;)
だから、無事に合格できれば大喜び!
良い笑顔が見られました♪
合格を喜ぶ笑顔が、やがて患者さんの笑顔を生み出してゆくんですね。今後も試験は大変だと思いますが、その日を目指して頑張りましょう!
【おまけ】
試験の順番待ちをする間、半袖の白衣でいるのは寒かろうと先生が用意してくれたのが……
遠赤外線。待っている人たちは赤く照らされていました。