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2018.02.21
柔道整復学科3年生の実技実習風景
今日は、柔道整復学科3年生の実技実習の様子をご紹介します♪
お邪魔したのは実践的な実技を行う授業。ケガのスペシャリストたる柔道整復師が、実際の現場で出会うケガに正しく対処できる力を身につけるためのものです。
1月末の授業では、石工ギプスで足を固定する実習を行っていました。
まずは患部にちょとフワフワした包帯を巻いて下準備。
この上にギプスをくっつけて行くのですが……
くっつける前のギプスは、なんと包帯状!
石工を含んだ包帯をお湯で濡らして、石工が溶けているうちに素早く巻きつけて行きます。
これがなかなか加減が難しいようで……石工が溶けすぎていると垂れてきてしまうし、溶けきっていないとちゃんとくっつかないし……。
クラスメイト同士で巻きあうのですが、あちこちで、
「ほらほら垂れてきてる!もっと良く絞って早く巻きなよ!」
(患者役の子の足が白く汚れるパターン)
「ここにお湯足してー」「バカ!熱いよ!」
(溶け方がイマイチな包帯に巻いている途中でお湯をかけようとして、患者役の子の足にお湯がかかるパターン)
などの焦り声が上がっていました(^▽^;)
包帯はさんざん巻いてきた学生たちですが、ギプス包帯を扱うのは初めての人もいたと思いますので、多少ドタバタするのも仕方ないですよね!
とはいえ、スマートにサクサク巻いている人もいました♪
やっていくうちにはコツをつかんだ様で、最終的にはみんなちゃんと固定できていたようです!
さて、せっかく巻いたギプスですが、固まったら今度は外し方を学びます。
外し方は……切って割ります( ・`ー・´)
回転カッターでギプスの両脇に切り込みを入れる工程は、危険の無い様に先生と一緒に。
ちなみに、カッターを入れるためのガイド線もチョークを使って自分たちで入れます。
順番待ちの間にガイド線を入れるみなさん。
全員ギプス。
切られる時には、患者役はちょっとドキドキしますね!
「 ( ゚Д゚)<キャァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!! 」
もちろん、別に問題は起きず(笑)次の工程に進みます!
カッターで入れた切り込みにペンチ的な器具を差し込んで……
ベキッと割ります!
これが下までキレーに割れると大変な快感を得られるモヨウ(笑)
外したギプスはこんな感じです。体が大きい子はギプスも大きいですね(^^)
余談ですが、ギプスといえば「アレ」がつきものですよね……。
らくがき が!
もちろん、ちゃんと(?)らくがきしている人もいました☆
「イクメlove」と書いてくれています。どうもありがとう♪