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2023.01.12
鍼灸学科臨床実習【小児はり】
グループ校である大利根育英幼稚園・朝日が丘こども園の園児さんや、卒園した小学生までの0歳~12歳を対象に小児はりの臨床実習を行いました。
小児はりは【てい鍼(しん)】を使った「ささない」施術。
経絡を優しくなでたり、ツボをやわらかく刺激したりすることで、自律神経を整えます。
小児はりを学ぶ機会はあっても、実際にこどもたちに施術できる学校は全国的にも大変希少です。
継続的に施術をし、鍼灸の効果を実感してもらうため、今年は5週に渡り現場での実習を実施。9月に始まり12月まで、約4カ月の期間隔週で幼稚園にお邪魔させていただきました。
相手は小さいこどもたち
怖がらせないよう施術の前はたっぷり遊びながらコミュニケーションする事も大切。
それぞれ学生達が子供たちと仲良くなる工夫をしながらコミュニケーションした結果…
こんなに仲良くなりました!
リラックスした雰囲気の中、保護者の方にも説明を施しながら施術をすすめます。
丁寧に丁寧に
無理をせずこどもの反応をしっかり確認しながら…
たっぷり遊んだあとで、リラックスしたこどもたち。
はりは痛くないし、気持ちいいものだとわかってもらえると
こ~んなにニコニコ! 笑顔で楽しむように施術を受けてくれました。
毎回施術ノートを担当園児の保護者の方とやりとりし、症状の把握や施術の内容などを詳しく知ってもらいながら、施術後の症状の経過を確認。
保護者の方からも、「かんしゃくがピタッとなくなり、驚いています」「寝つきがよくなりました」などの声をいただき、学生達も改めて鍼灸の施術の効果を実感する事が出来ました。
ご協力いただいた幼稚園の園児のみなさん、保護者の皆様、幼稚園スタッフの皆様ありがとうございました。
学生達が鍼灸師となった後、この経験が大きな糧となると思います。
是非この経験を活かして社会に貢献できる鍼灸師を目指してください!