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2018.07.26
育英高校連携講座その1
6月20日に今年度最初の育英高校連携講座が行われました。
姉妹校である前橋育英高校スポーツ科学コースの皆さんに、アスリートに役立つ内容の授業を行う講座です。
今回の担当は鍼灸学科の荒木先生。
「パフォーマンス向上のためのツボ刺激」をテーマにお話しして来ました!
今回、育英高校の皆さんに紹介したのは柔軟性を高めるツボ刺激です。
柔軟性が高いとスムーズに動けるようになり、多くの競技においてパフォーマンスの向上が期待できます。
更にケガをしにくくもなりますので、ストレッチ等で柔軟性を高めているアスリートは多いと思います。
そこで、更にツボ刺激によって効果を高めてしまおうという作戦!
使ったのは「攅竹(さんちく)」という顔にあるツボです。
(眉頭の下のくぼみにあります。)
顔です。かお。柔軟性を高めようとしているのに、顔にあるツボを刺激しようとする不思議!
二人組になって、患者役の人の攅竹を刺激して貰います。
ツボ刺激の道具として、突起の付いたシール(一般の人が使っても問題ない物)を使用しました。
この攅竹というのは眼精疲労に効果のあるツボで、目の周りのむくみやクマの改善などを求めて美容分野でも活用されます。
今回は、このツボを使って、前屈の記録アップに挑戦しました。
どの程度効果が出たかには個人差がありますが、思いもかけない部分への刺激が、一見関係なさそうな部分に変化を起こすという、鍼灸の面白さを体験して頂けたのではないでしょうか(^^)
ツボは道具を使わずに指で刺激することも可能なので、普段のコンディショニングにも攅竹への刺激を取り入れてみてください!