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2020.01.17

卒業生インタビュー【柔道整復学科昼間部卒業 DANCE STUDIO TRIGER/トリガー整骨院経営 田所孝則さん】

―柔道整復師を目指したきっかけはなんですか?

田所>長年ブレイクダンスの指導に関わってきて、指導する生徒や子ども達がコンテストや本番前に怪我をする場面が頻繁にありました。その時に何もできない指導者よりも、知識があり傷害の早期回復に向けて共に歩める指導者でありたいと思ったことと、自身も怪我でブレイクダンスの第一線で活躍できなかった悔しい経験があり、自分のようなダンサーを一人でも減らしたいと考えたために国家資格である柔道整復師を目指しました。

―現在の仕事のやりがいを教えてください。

田所>柔整師でいえばコンテストや発表会などの本番直前で怪我をしてしまった生徒が、何とか踊れるところまで回復し、舞台で輝いている姿を見た時はやりがいを感じますね。その子達が入賞など結果を出してくれると更に嬉しいですね。何年か前の話ですが、発表会のために何か月も練習を重ねてきた子が当日リハーサルで重度の捻挫をしてしまい、急遽楽屋で応急処置をして送り出し、どうにか歯を食いしばりながらも踊りきった姿を見た時は涙が出ましたね。その後その子と親御さんから頂いた感謝の言葉は今でも鮮明に覚えています。こういった人生で頑張っている瞬間に少しでも力になれた事が一番のやりがいですね。

―今後の夢や目標を教えてください。

田所>ブレイクダンスが2024年パリオリンピックで正式種目になると言われています。オリンピック選手のトレーナーとして帯同し、金メダルを獲ってもらう事です。また、ダンサーさんがセルフコンディショニングをし、怪我をせずより高いレベルでパフォーマンスをする様になり群馬のダンスレベルを引き上げていくことも最終的な夢として頑張っています。

―スポーツトレーナーを目指すみなさんにアドバイスをお願いします。

田所>プレーヤー本人がどうしたいのかを一番に考えてあげることが大切だと思っています。つまり気持ちを聞き出す能力が必要です。日頃から会話している相手が何を求めているかを考えることも能力を伸ばすために必要なトレーニングになると思います。治療スキルや知識も必要ですが、一番大切なのはコミュニケーションです。その部分を伸ばすことを日頃から意識していると将来に活かせると思います。

―育英メディカルへ入学を考えているみなさんへメッセージお願いします。

将来思い描いている夢が実現できるかしないかは自分の行動次第です。思っていただけでは実現しません。まずは行動することが大事。専門に入学することはかなり勇気のいることかもしれませんが、夢のために思い切って行動を起こしてみましょう。育英メディカルには様々な年齢の方がいるので年齢はあまり気にしなくて良いと思いますよ(笑)先生方もとっても優しいので安心してください♪