資格・就職:活躍する卒業生 Vol.1 夢を目指す人の大事な瞬間に立ち会い、力になれる仕事 田所 孝則 TAKANORI TADOKORO DANCE STUDIO TRIGER/トリガー整骨院 代表 鍼灸・柔道整復学科を目指したきっかけは? 長年ブレイクダンスの指導に関わってきて、指導する生徒や子供たちがコンテストや本番前に怪我をする場面が頻繁にありました。 その時に何もできない指導者よりも、知識があり傷害の早期回復に向けて共に歩める指導者でありたいと思ったことがきっかけです。 また、自分自身もケガでブレイクダンスの第一線で活躍できなかった悔しい経験があり、自分のようなダンサーを一人でも減らしたいと考えたために国家資格である柔整師を目指しました。 学生生活を振り返って、良かった所、学んだことを教えてください。 自分は28歳で入学したため、新卒の同級生とは九つ歳が離れていましたが、世代を超えた関わりが出来たことと、年上としてクラス内でどういう立場でいればいいのか考える良い機会になりました。 現在の仕事のやりがいは? コンテストや発表会などの本番直前でケガをしてしまった生徒が、何とか踊れるところまで回復し、舞台で輝いている姿を見たときはやりがいを感じます。その子たちが入賞など結果を出してくれると更に嬉しいですね。 発表会の前に何か月も練習を重ねてきた子が当日リハーサルで重度の捻挫をしてしまい、急遽楽屋で応急処置をして送り出し、どうにか歯を食いしばりながら踊りきった姿を見たときは涙が出ましたね。その後その子とその親御さんから頂いた感謝の言葉は今でも鮮明に覚えています。 人生で頑張っている瞬間に少しでも力になれた事が一番のやりがいですね。 施術した経験のあるスポーツの種類は? ブレイクダンサー、ヒップホップダンサー、ジャズダンサー 野球選手、サッカー選手、陸上選手、 ラグビー選手、サーフィン選手、スノーボード選手、スキー選手 など 今後の夢や目標を教えてください。 ブレイクダンスが2024年パリオリンピックの正式種目になると言われています。オリンピック選手のトレーナーとして帯同し、金メダルを獲ってもらうのが目標です。 また、ダンサーがセルフコンディショニングをし、ケガをせずより高いレベルでパフォーマンスをする様になり群馬のダンスレベルを引き上げていくことも最終的な夢として頑張っています。 スポーツトレーナーを目指す人にアドバイスをお願いします。 プレイヤー本人がどうしたいかを一番に考えてあげることが大切だと思っています。 つまり、気持ちを聞き出す能力が必要です。 相手が何を求めているかを考えることも、能力を伸ばすために必要なトレーニングになると思います。 施術のスキルや知識も必要ですが、一番大切なのはコミュニケーション能力です。 その部分を伸ばすことを日頃から意識していると将来に活かせると思います。 入学を検討されている方へメッセージ 将来思い描いている夢が実現するかしないかは自分の行動次第です。 思っていただけでは実現しません。 まずは行動することが大事。 育英メディカルには様々な年齢の方がいるので、社会人の方でも年齢を気にしないで大丈夫です! 先生方もとっても優しいので安心して下さい★