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鍼灸学科のもぐさ工場見学

2018年03月28日

トピックス

柔道整復学科夜間部の皆さんが振替授業を受けていた3月6日。鍼灸科の3年生はもぐさ工場見学に出かけていました。

鍼灸学科は毎年このタイミングで研修旅行へ行くのですが、「国家試験が終わり後は卒業を待つだけ!」の状態なので、ちょっとした卒業旅行の気分も味わえるものになっています♪

行先はこちらも毎年恒例の「佐藤竹右衛門商店」さん!
新潟県上越市にある老舗のもぐさ工場です(^^)

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道中は、まさに楽しいバス旅行!

お昼休憩では「道の駅マリンドーム能生」にて海鮮に舌鼓を打ちました♪

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さて、群馬県民にとっては珍しい海を堪能しつつたどり着いた佐藤竹右衛門商店さん。
こちらは、最上質のもぐさを製造している会社です。
鍼灸学科の皆さんが使っていたもぐさも、佐藤竹右衛門商店さんのもぐさである可能性が高いかも。手に馴染んだもぐさの誕生秘話を見てみましょう!

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もぐさ工場内は粉じんが舞うため、カッパとマスクでプロテクト!
テルテル坊主のようなかわいらしい姿で見学スタートです。

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3年間…たくさんのもぐさをひねって(もぐさを施術に使う形にすること)きた皆さんですが、もぐさの製造過程を見るのは初めて。興味津津の模様です。

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製造途中のもぐさを間近に観察したり触れたりするなんて、そうそうあることではありません。
貴重な機会を生かして、皆さんしっかり勉強しています。

さて、ここでもぐさの製造過程を(ものすごく)簡単にご説明。
(当ブログを長く読んでくださっている方にはおなじみかも知れませんが。)

・まずはもぐさの原料であるヨモギを採集し、天日で乾燥させます。
・乾燥したヨモギを更に乾燥室に入れて乾燥させます。
・十分に乾燥しきったヨモギを細かく砕きます。
・もぐさになるのは、ヨモギの葉の裏の毛なので、毛と葉を分離します。

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少々暗くて分かりにくいですが、まだ緑色で葉っぱであることが分かりますよね。
これをすりつぶして、分離して、毛の部分だけを残すと……

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こうなる訳です!クリーム色のふわふわです(^^)

もぐさは純度が高い(毛だけしか含まれない)ものを「良質もぐさ」、純度が低い(葉っぱの部分など、毛以外の不純物が含まれる)ものを「粗悪もぐさ」と呼びます。
(便宜上「粗悪」という名前が付いていますが、純度の低いものにもちゃんと適切な用途があるんですけどね!)

すりつぶして分離するという過程を繰り返すほど純度が高まりますので、最高品質のもぐさを作るということはとても手間がかかるということ。

何気なく使用してきたもぐさが、様々な過程と職人さんの手間暇の末に出来上がったことを知って、皆さん、ますますお灸に対する理解と思いが深まったのではないでしょうか。

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佐藤竹右衛門商店さま。お世話になりましてありがとうございました!

 

【おまけ】

昨年のもぐさ工場見学では、遅れてやってきた大雪に立ち往生したのですが……

今年は、バスのトラブルで出発できないという惨事に見舞われました(‘・c_・` ;)

運転手さんが必死に修理をしてくれるものの、刻々と過ぎてゆく時間……学生たちはさぞやぐったりしているかと思いきや……

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けっこうご機嫌でした(笑)

イライラじりじり待っていても、クラスの皆で楽しく過ごしながら待っていても同じですからね。
それなら楽しく待っているのが正解でしょう!

鍼灸では根気よく患者さんと向き合い付き合うことが必要になる場面も多々ある筈。
こういう心の余裕は鍼灸師として活躍するにも役立つ資質ではないかと思います♪

この後はきちんとバスも直り、無事に学校に戻ってくることができました。
皆さん、お疲れ様でした(^^)