1年生の実技授業の様子
2017年06月06日
育英メディカル専門学校で目指す「はり師」「きゅう師」「柔道整復師」という資格は、座学もとても重要ですが実技も同じくらい重要です。
人の身体へ働きかけるためには、膨大かつ正しい知識を持っていなければなりませんが、その知識を活かすためには高度な技術も必要になりますからね!
そのため、授業では実技内容も1年生のうちからたっぷり☆
先日、各学科1年生の実技の授業にお邪魔して来ましたので、その様子をお伝えします!
まずは、柔道整復学科。
今回は「触診」「テーピング」「包帯」の授業にお邪魔しました。
実技の授業は、施術をするためのベッドがある実技室で行います。
また、実技室は先生の模範手技を見学できるように広いスペースもとってあります。
「触診」というのは、手で触ってケガの具合を確かめること。
接骨院に「肩を痛めました(>_<)」と行った場合、どうして痛めたのかとか、どういう風に痛いのかとか、口頭でも質問をされると思いますが(これを問診と言います)、それ以外にも接骨院の先生は肩を触って確かめたりしますよね。これが触診。 柔道整復師は手でケガを治しますので、ケガの状態も手で知ることができなければなりません。
また、人の身体を触るというのはとてもセンシティブなことですので、患者さんが嫌な気持ちにならないような触り方を知る必要もあります。
そのため、学生同士で触れ合って、患者さんの気持ちを体験する事も大切な学びになります。
「テーピング」は身体にテープを貼って固定する方法。例えば、足首を固定して望まない方向に曲がらないようにすることで、ケガを予防したり悪化を防いだりします。
スポーツの現場でも非常によく使われる技術ですね!
「包帯」は自分でも巻いたことのある人が多いと思いますが、ご家庭で使うのは伸縮する包帯だと思います。
柔道整復学科の授業で使うのは綿包帯と言われる伸縮しないもの。伸縮性がない包帯は、正しい巻き方をしないと緩んでしまうので上手に巻くのは難しいのです。
が、
上手に巻けましたね!(o^ー’)b
続いては鍼灸学科。お灸の授業に潜入です!
「お灸」というと、裏にシールがついていて、台の上に円筒型の燃える物が乗っているものを想像する人が多いかも知れませんが、鍼灸師の扱うお灸はもぐさを自分でひねったもの。
もぐさというのは、ヨモギの葉の裏の繊毛を乾燥させた↓こんなものです。
これを使う大きさに整えることを「もぐさをひねる」と言いますが、1年生のみなさんは米粒ほどの大きさにひねる練習をしていました。
お灸が大きすぎると患者さんの身体に乗せて燃やした時にやけどになってしまいますので、小さく均一にひねることができなければなりません。
患者さんが心地よくお灸を受けられるように頑張れー!
また、練習の合間に先生がお灸の実演をしてくれる一幕もありました。
実技の時間は、自分の練習をするだけでなく、臨床現場で活躍している先輩鍼灸師・柔道整復師の技術を見て盗むチャンスでもあるんですね!
鍼灸師、柔道整復師になる!という明確な目標があるため、本校の学生は高い意識を持って積極的に取り組む人が多いです。
そんな姿勢のせいか、撮影にお邪魔したのは入学後1月半ほどのタイミングでしたが、皆さんの様子はなかなかサマになっているのではないでしょうか!
とはいえ、実技の時間は仲間と一緒に練習をできる時間でもありますので、楽しそうなオフショットも色々撮影できました♪
最後にちょっと紹介します(☆´∀`)人(´∀`★)