育英メディカル専門学校のブログ

漢方セミナー

12月23日(日) 本校の教室にて漢方セミナーが開催されました。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました!
本日の講師は約4年間に渡り上毛新聞にて『心と体に優しい漢方の知恵』の連載をしていた、
漢方治療家の井上正文先生です。

漢方といえば薬用養命酒くらいしか分からない当方ですが、先生から教わった中から、
いくつかお伝えできればと思います。

漢方とは...
同病異治(どうびょういち)・・・同じ病気でも異なった治療
異病同治(いびょうどうち)・・・異なった病気でも同じ治療

西洋医学においては、診断名とその治療薬は多少の差はあっても、同様な薬が処方されます。
例えば、高血圧には高血圧の薬、風邪には風邪の薬と決まった薬があるからです。
一方、漢方ではたとえ風邪でも、一人ひとりの体格や体力、時期などにより、様々な処方が使用されます。
これは漢方の診断学が西洋医学とは異なり、臓器別に疾患を診断しているのではなく、
それぞれの患者さんを個人単位で診るためです。
漢方医学では個人の体を診て処方するため、オーダーメイドな治療が期待できるのです!

先生から聞いた大事なことは...
・伝統的な生活が一番!夜早く寝る(22時半まで)
・日本人の体に適した食材が一番!日本の風土 味噌、納豆
・脂もの冷たいものが好きな人は体の中の水分がよどみやすい→冷え症、痩せにくい 
・体温は消化酵素を働かせるためにある
・体の中の酸と温度のバランスが大事!

規則正しい生活が元にあってこその健康なんですね!
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また、例として
胃が冷える→体内の水がよどむ→イライラ、だるさ、むかむか が発症した場合。
西洋医学では痛み止めを処方されても、漢方では舌の広がりや個人の体の特徴を診て、
胃の冷えをとって時間をかけながら治療する。心と共に脾から治すことを大事にされているそうです。

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セミナーの様子。『気血』についてお話される井上先生

先生はその他にも過敏性大腸炎、更年期、アトピー、鬱などたくさんの処方についても講義してくださいました。
あれ?もしかしたら自分のこの症状はこの臓器に何か影響してるのかな?など考えさせられることがあり、
勉強になることがたくさんありました。
まずは早寝早起きを心がけ、野菜をきちんと摂り、体を冷やさない生活を送ることが大切だと改めて
教えられました。
五臓相関図.gifのサムネール画像

図は五行色体表
五行説とは、
古代中国に端を発する自然哲学の思想で、万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなるという説。
東洋医学では自然の現象を長い間の観察により5つの事象に分類して物事を考えられたそうです。
漢方では先人の知恵や経験が活かされているのですね!

インフルエンザの発症が流行していますが、漢方薬を処方するお医者さんもいらっしゃるそうです。
私たちの身の回りにももっと漢方を取り入れて健康維持につなげたいですね。

今回のアンケートの結果、漢方に興味はあってもどんな効果が期待できるのか?
もっと漢方を知りたい!と言ったご意見が複数ありました。
今後も漢方セミナーを企画中ですので、ご興味のある方は是非ご参加くださいね!
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黒板や先生のお話を熱心に書きとめる受講生の方々。
またのご来場お待ちしております!

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